アンブロシア(Ambrosia)
こちらはカナダはブリティッシュ・コロンビア州で、1990年代に見つかった品種だそうです。
どうやらゴールデン・デリシャスの亜種のようです。
アンブロシアというのは、元々はギリシャ神話由来の言葉で、神々の食べ物のことをさすのだそうです。
日本語では『不死』を意味するとか。
これは春頃に見つけて、気に入ってよく食べました。
酸味が少なく、ジューシーで、食べやすいです。味はふじに近いです。
春頃には買ったものは、チリからの輸入品で、しゃきっとした食感でした(チリは秋だったので、ちょうど旬の時期だったのかな)。
最近買ったもの(カナダ産?)のはちょっとボケていましたが、まぁ1月ですしね…。
ハニービー (Honey Bee)
またも同じ写真ですよ〜
この一番左、少し黄色味が強めの赤いりんごです。
調べてみたのだけれど、同じ名前の品種がヒットせず、もしかしたら名前そのものが間違っている可能性も…(^^;
さて、こちらは…
・ぱりっとした食感(おいしいふじりんごのシャリッとした感覚よりも、さらに硬い食感)
・甘味は薄め。というか、味気ない?
・後味が梨。
たまたま遊びに来ていた地元の友人に、『梨っぽい』と言ったら、とっても怪訝な顔をされたのですが、
友人も食べた瞬間に『梨だね』と一言。
ほら〜!!
いえ、味はちゃんとりんごなんですが、なぜか漂う梨感…。
ぱりっとした食感によるものでしょうか…。
グラニースミス(Granny Smith)
まずは王道の青りんご。写真は左から二番目です
(4種類買ってきて並べてみました。色が分かりやすいように紙を敷いたら、なんだか手作り感満載の写真に…)
ちなみに写真は、左から、ハニービー(Honey Bee)、グラニースミス、オパール(Opal)、レッドデリシャス(Red Delicious)です。
1868年に、オーストラリアで偶然できたという品種。冬の寒さは短い方がいいので、普段のりんごより温暖な気候を好むのだそうです。
日本で見ることはほとんどなかった気がしますが、たしかに長野や青森では栽培しにくいのかも。
さて、そんなグラニースミス、生で食べてみたところ…
・ガツンと酸っぱい
・粉っぽい(でんぷん質によるもの…?)
・ぱりっとした食感
とまぁ、あんまり好んで食べたいものではなかったです(あくまで個人の主観です)。
ぱりっとした食感は好きなんですが。。
グラニースミスといえば、そんな名前のお菓子屋さんもあるようですが、やはり製菓用というイメージが強いのです。
そこで、アップルパイにしてみました。
中身は、レンジでチン!したグラニースミス。
加熱したところ、ものすごく甘くなりました。
(でも、しつこい甘さではなく、程よい酸味があって、爽やかです)
紅玉に近い味かなぁと思います。
ただ、紅玉のような見た目の華やかさには欠けるので、私の中では紅玉に軍配が上がりました(何の話)
ただ、紅玉より身崩れしやすいので、ジャムにするにはいいかも?
はじめに
このブログは、今までに食べたりんごの記録です。
生まれも育ちも長野県なのに、小さい頃はリンゴを食べると鳥肌が立って、あんまり好きではありませんでした。
それが、いつの間にやら鳥肌は立たなくなり(酸っぱいのを食べると今でも出ますが)、今になってようやくりんごが好きになりました。笑
今住んでいるアメリカでは、『これがふじ…?』と衝撃を受けるような(褒めてません)ふじを見かける一方、
日本では見かけない品種もたくさん手に入るので、片っ端から味見をしては、記録していこうと思います。